酢シャンのやり方

今更だけど、 2003/07/10に関心空間にかいていたやつを転記しておく。

2003年に始めてから、現在(2020年)でも、この方法を続けています。美容院で髪が健康すぎて(?)パーマがかかりにくいと言われるほど、髪の状態も問題ないようです。ベタつく、痒くなるといったこともありません。最近は、香りがいいのでリンゴ酢を使ったりもしてますね。

なぜこれをやろうと思ったかの動機はすでにうろ覚えですが、当時とてもアトピー性皮膚炎がひどく、少しでも改善するのではないかというので始めた気がする。今は、アトピー性皮膚炎はすっかり良くなってほぼ無症状です。

以降が、関心空間で書いていた記事の転載:

酢をシャンプーとして使って髪を洗うことです。はじめは「そんな酢なんかで洗えるのかいな?」と半信半疑だったのですが、実践してみて意外や意外、今までの洗髪方法の中でベストでした。

やり方

1. 事前にブラッシング
  • ほこりなどがこれである程度落ちます。
  • からまった髪をといて、指どおりをよくする程度でOK。
2.お湯だけでざざっと予洗いをする。
  • しっかりと髪全体(地肌まで)濡らす。
  • これだけで汚れの半分くらいは落ちる。
3.洗面器にお湯と小さじ1杯(5cc)の酢を入れて、そのお湯で地肌と髪を洗う。
  • 長い髪の場合はクッションコーム(シャンプーブラシ)を使うとやりやすい。
  • 洗面器に頭をじゃぶんとつけて洗うとよいです。
  • ちょっと間抜けな格好ですが。
4.お湯でしっかりすすぐ
5.ものたりないときは 3. 4. を2,3回繰り返す。
6.すぐによく乾かす(長い髪の場合はドライヤーを使う)
  • 難しいですが、乾かしすぎには気をつけて。
  • 毛先にほんのり湿り気がある程度かな?
  • 地肌を乾かすことが重要。
  • ずっと湿った状態にしないことが目的なので、自然乾燥する程度に乾かすこと。7~8割くらい乾くくらいかな。
  • 私は鎖骨にかかるくらいの長さで多めの髪ですが、タオルドライ10分、ドライヤー5分くらいで乾かしてます。

酢シャンをはじめてからしばらくするとフケやかゆみがでることがあるそうですが、そういう場合は毎日でも洗ってOK。使う食酢はなんでもOK。米酢、ミツカン酢、りんご酢などなど。私はミツカン酢を使っています。

乾かさずに寝てしまったりするとべたつきの原因になるそうです。

石けんシャンプーをしていたのだけど、どうも上手に石けんシャンプーができず、調べていたら酢シャンにたどりつきました。石けんシャンプーのサイトなどに紹介されてはいるのですが、なかなか詳細がわからなかったのです。さらに調べてみるてわかったのは、酢シャンは、もともとは牧野裕子さんという京都で美容師をされている方が1997年ごろに提唱されはじめたものみたいだということです。やり方は「楽して徳して得して楽しく暮らそう1」という本を参考にしていくつか自分流にアレンジして書きました。オリジナルでは酢は米酢を使っている、酢シャンではなくて食酢洗髪と呼んでいる、1.のブラッシングと2.の予洗いはありませんでした。

すぐに乾かさないとべたつくというのを知らなかったので、すぐに乾かさなかったりしたこと、はじめる前に石けんシャンプーが失敗気味だったことがあって、酢シャンをはじめて一週間ほどはべたつくし、石けんカスがブラシにつくわで、やな感じだったです。でもそのあとはもう髪がさらさらーって感じで絡みつかないしもうばっちりです。 私は石けんシャンプーしてても頭皮が痒かったりしてたのですが、酢シャンでほとんど痒くなくなりました。

頭皮の皮脂の分泌が落ち着くまでには3ヶ月くらいかかるらしいのでそれまでは毎日洗おうかなーと思っています(石けんシャンプーのときは一日おきだった)。毎日洗うのは面倒なので、本当は1日おきにしたいのだけど、私の場合、 1日おきだと2日目は痒くなることがあるので、 毎日洗うほうが私にはあっているのかも。

2007-08-12追記  

いつのころからか、2~3日に一度洗えばOKというようになりました。かゆくなったりなど問題も出てません。また、3日洗わなかったとしても、酢シャンをはじめる以前のように髪がべたつくようなことはなくなりました。過剰な油が出なくなったのでしょうかねえ。

とにかく洗髪に時間はかからなくなったし、酢もちょっとしか使わないので経済的だしでいいことづくめです。 試してみる価値ありです。 ただし、夏はよく汗をかくしなにかとつらいのですずしくなってからはじめるほうがやりやすいと思います。 (私は頭皮が痒くていてもたってもいられなかったので6月にはじめちゃいましたが。)

あと、切り替えたばかりのころは、今までのシャンプーで髪が痛んでいることがあるので、髪がぱさぱさになることがあるみたい。 そういう場合は、オイル(椿油、スクワランオイル、オリーブオイルなど)を髪につけるとよいかも。 私は、最近は、タオルドライのあとに3滴ほど椿油を手に伸ばして髪につけています。 以前は、5の後で洗面器にお湯をはって、スクワランオイルを3,4滴ほどたらしてまぜて、髪をくぐらせるとか、 スクワランオイルを髪に直接つけるとかやってたけど。 タオルドライの後に椿油が、私にはあってたみたい。

酢シャンでは汚れはとるけど必要な皮脂を取り過ぎないないのが特徴だと思っています。なので頭皮が健康になる・髪を痛めにくいのではないかと思ってます。

P.S. 髪がさらさらになったのは脱塩素入浴の効果もあるかも?酢シャンとほぼ同時にはじめたので...。 私は湯船の湯で髪を洗っています。

続報(2003-12-11):

いくつか、やり方の注釈を加えました。 よーくブラッシングを普通のブラッシングに変更。 乾いた髪へのブラッシングは、 結構、髪に負担がかかってしまうそうな。

よく乾かすも少し、説明を追加。 これも、乾かしすぎになっちゃうとだめだからね。

続報(2003-12-23):

以前、「オリーブオイルなど塗らなくても適度に潤っているし」と書いていたのですが、8月に実家に帰ったとき、髪がぼろぼろなのに気づきました。自宅ではそんなことなかったのですが。たぶん自宅ではイオンドライヤーを使っているので、髪がぼろぼろなのが目立たなかったのだと思います。

合成のシャンプーとリンスを使っていたころの髪がぼろぼろだったようです。母親に「あんたこの髪なに?」といわれるほどかつてないほどつやがない髪でした....。石けんシャンプーや酢シャンをする前は、合成のリンスやトリートメントなどで、つやがあったのでしょうね。

続報(2004-01-17):
  • 痒さについて、1日おきだと、たまに痒くなることを追加。
  • 最近のやり方:タオルドライの後に椿油を追加。