mpegからDV-AVIに変換する方法

利用者実験の際に使用した眼球運動測定装置(NAC社のEMR-AT VOXCER)は、
眼球運動付きのデータをのDVカム(DVテープタイプ)を使って保存し、PCにDV-AVI形式のファイルに落として解析することが前提となっています。

最近は、映像を録画するメディアはDVテープではなく、HDに保存できるタイプが主流ですが、この場合保存形式はたいていmpegです。

EMR-AT VOXCERでは上で述べたようにDV-AVI形式でないと解析できません。
そこで、mpegをDV-AVI形式に変換する必要があります。

DV-AVIをmpegに変換することはよくあると思いますが、逆はあまりないので、やり方がわからなくて苦労しましたので、ここに覚書として書いておきます。wikipedia:ffmpegを使ってできました。音声はmp3としています。

% ffmpeg -i M2U00028.MPG -acode libmp3lame -vcodec dvvideo -pix_fmt yuv411p M2U00028.avi
古いバージョン等では以下の場合もある
% ffmpeg.exe -i M2U00028.MPG -acode mp3 -vcodec dvvideo -pix_fmt yuv411p M2U00028.avi

ffmpegバッチ処理ができるので非常に助かりました。
「-acode libmp3lame」 ができるようにするには、ffmpegのほかに、別途、mp3エンコーダもインストールする必要がありますので注意が必要です。音声がいらないなら 「-acode libmp3lame」 を 「-an」 とすればよいです。