レファレンス協同データベースを紹介してよかった

2年くらい前でしょうか、うちの図書館員に「レファレンスをしたときのノウハウを図書館員内で共有する仕組みが欲しい」と相談を受けて、じゃあ、レファレンス協同データベースを使ったらいいんじゃないかと紹介しました。レファレンス協同データベースは入力したもの全てを公開しなければならないというものではないので、プライバシーの関係等で公開できないものは同じ図書館内でのみ閲覧可能にできる*1、申請しさえすれば(今のところ)無料で使えるし、いいんじゃない?と言いました。

その後、ひょんなことから*2、まだ入力できていないことを知りました*3

そこで、帰ってきてから、図書館員に伝えたところ、その日(2008年7月14日)のうちに1件入力してくれました。その後も継続的に入力は進んで、現在では60件以上公開されるまでになっています。

専門図書館で、敷居が高いと思われている気もするのですが、私どもの図書館は教育研究を目的とする方でしたらどなたでも、利用することが可能ですし、電話でのレファレンスも対応しています。


レファレンス事例を見ていただければ一目瞭然ですが、図書館員が丁寧に質問にお答えしますので、ぜひぜひ利用してくださいね。

*1:勧められる使いかたじゃないですが、1件だけ公開用に入力して、あとは全部内部公開のみも可能

*2:第1回ARGカフェの2次会で担当の方とお話しする機会があり

*3:私は業務には直接たずさわってないので、業務の具体的な状況には疎いのです。研究所の移転等で超多忙になったため、申込だけしたものの、入力ができない状態が続いたのだそうです。