引用、参照、参考

id:min2-fly:20080725:1217016739の

シラバスからの雑誌論文の引用(参照)分析? - かたつむりは電子図書館の夢をみるか

で、気になったこと。

引用、と言うよりはリストにして挙げられている場合が多いので「参照」とかの方がしっくり来るかも知らん。「以下のものを読んでおくように」みたいな

参考って言葉が一番しっくりくるかなあ。シラバスに参考文献としてあげられているもの。だけど参考分析ってなんか変ですね。参考文献リスト分析?、ま、参照分析でよいかと。

ちょうどよい定義(出典)が、ぱっと見つけられなかったので、私が理解している定義ですが:

  • 引用→「・・・文献の内容・・・」[文献ID]

「」等で囲んで、文言を一字一句変えずに記述して、直後に文献IDを付す

  • 参照→ ・・・文献の内容・・・[文献ID]

文献の内容を表わす記述(文言は変えてもOK)して、直後に文献IDを付す

  • 参考→ ・・・本文のいろいろなところに文献を参考にした内容・・・ 

本文のいろいろなところ(もしくは全体に)参考にして書いた記述があり、
本文中に、[文献ID]をつけられないもの。


なので、論文に「参考文献」がでてくることはまずないですが・・・。書籍とかはよくありますよね。[文献ID]ってのは説明上適当に使った言葉です。ようするに、本文最後の文献リストの一連番号なり、著者+出版年なりで文献が識別できるものです。

シラバス書く立場からすると、論文を参考文献にあげるって発想はなかったですね。まあ、私がやってるのは演習系の講義だというのもあるけど。論文(査読付き)だとヘビーすぎるけど、学術雑誌の記事とかならよいかもなあ。図書だと借りるか買わないと読めないけど、文献なら、ダウンロードして読めるもの多いしね。