教育研究論文索引検索(非公式版)に外部リソースへのリンクを追加
Tulips-Linker*1を使う機会があったのですが、それに触発されて、私が試験公開している
教育研究論文索引検索(非公式版)*2
http://kaede.nier.go.jp/epi-search/sru-gw.rb
に、外部リソースへのリンクを追加してみました。
- NIER-OPAC :教育図書館の蔵書検索の当該文献の雑誌検索への検索結果へ
- Webcat : Webcat Plusの当該文献の雑誌検索の検索結果へ
- DOAJJ: DOAJJの当該文献の雑誌検索の検索結果へ
例えば、多読で検索した結果でみると、一番上にヒットした文献の[DOAJJ]をクリックするとフリーで公開されている論文PDFにたどりつけます。[Webcat]をたどると、所蔵している図書館を知ることもできます。
仕組みとしては、非常に単純で、単にISSNを使って各外部リソースへリンクをしているだけです。ISSNのないもののうち、請求記号が入力されているものに関しては、請求記号をキーにして、[NIER-OPAC]へリンクを張っています。ISSN・請求記号が入力されていないものに関しては、リンクを張っていません。
現在教育研究論文索引(非公式版)に登録している書誌データのうち9割強にISSNが入力されているため、これだけでもかなりいいかんじかなと思っています。
今後は、ISSNのないものに関しても、WebcatやDOAJJにリンクを張れるようにしたいなと思っています。教育研究論文索引の論文は、教育図書館が所蔵している雑誌から収録されており、そのため必ずWebcatに登録されている雑誌であるので、紐付けるデータ(たとえば、NCIDなど)をつけてやれば、すべてのレコードに対してリンクをつけることができるはずだと思っています。*3
現在確認されている不具合は、ISSN,請求記号に修正が必要なものがあるようで、たまにうまくリンクできてないことがあります。
*1:はいはいTulips-Linker、Tulips-Linker - かたつむりは電子図書館の夢をみるかにあるように、どういうものなのか、どうやって作ったかが外部からはわからりずらいのがもったいないと思う。
*2:誰でも利用可能です
*3:雑誌名が使えるじゃないかと思われるかもしれませんが、教育研究論文索引の雑誌名の記述ルールは、NACSISのルールと異なるため、そのままでは使えないのです。