カテゴリ型サーチエンジンを提供している代表的なサービスは今も昔もYahoo!だよね
カテゴリ型サーチエンジンを提供している代表的なサービスは今も昔もYahoo!だよね。
おそらく、検索エンジンの仕組みというのも、検索エンジンには2種類あり、1つがYahoo!に代表されるディレクトリ型検索エンジン、もう1つがGoogleに代表されるロボット型検索エンジン……という教育が引き続くのだろう。
2009-04-02(Thu): インターネット時代のライブラリアンを育てるために必要なこと−勇気ある2軍落ち、あるいは勇気ある選手交代を求めたい - ACADEMIC RESOURCE GUIDE (ARG) - ブログ版
「カテゴリ型サーチエンジンを提供している代表的なサービスはYahoo!」という意味だと受け取れば、間違いじゃないですよね。「Yahoo!はカテゴリ型検索エンジンだ」というのは今となっては間違いでしょうけど（昔は正しかった）。現在は、ロボット型検索エンジンをメインで提供するようになってきましたし*1、Webページの検索だけでなく他にも多くのサービスを提供してますからね。
「Yahoo!はカテゴリ型検索エンジンだ（Yahoo!はカテゴリ検索エンジンのみを提供している）」と司書課程（司書養成）で教え続けていると読めてしまうので、みんながみんなそう教えているわけではないですよと反論しておきます*2。
ちなみに、私はまさにその司書養成の現場で検索エンジンの使い方などを教える演習科目：情報検索演習*3を担当していますが、その際に私は、「Yahoo!はポータルサイトである」と教えています。
この演習科目で使用している教科書では、
(4) Yahoo! Japan
http://www.yahoo.co.jp/
日本で最もよく利用されているポータルサイトの一つで、多くの情報検索機能、情報提供機能を持っている。
こんな感じで書いてあります*5。
この教科書では、「ロボット型」「ディレクトリ型」オンリーなサーチエンジンってなくなってきつつあるよねとか、「ロボット型」「ディレクトリ型」を組み合わせた「ハイブリット型」もあるよね、とか、昔はサーチエンジンのみだったけど、今どきはどれもポータルサイトになってるよねとか、そういうことが書いてあります。
自分の分だけあげるとあれなんで、他の人のものもあげておきます。
Yahoo! Japan http://www.yahoo.co.jp/
* 概要
o ディレクトリ型検索エンジンの代表的なサービス。
o ロボット型検索サービスには、以前はGoogleのエンジンを使っていたが、現在は独自のYST Searchエンジンを使っている
o 日本でのシェアは相変わらず高い
というように書いてありますね。
