平成21年度 科研「情報爆発IT基盤」キックオフシンポジウム

平成21年度 科研「情報爆発IT基盤」キックオフシンポジウム
http://www.infoplosion.nii.ac.jp/info-plosion/html/kickoff-h21/index.html

に参加してきました。

今回の目玉は、科研:情報爆発関係のトップ国際会議のサマリー発表があること。国際会議でのホットな話題や基調講演、論文賞をとった論文などをその分野での動向を踏まえて25分にまとめて発表してくれるというもの。例えば以下のような国際会議がありました。

  • 8th International World Wide Web Conference(WWW2009)
  • International Conference on Computational Linguistics, 2008(COLING-2008)
  • The Second ACM International Conference on Web Search and Data Mining(WSDM'09)
  • The 27th Annual CHI Conference on Human Factors in Computing Systems(CHI2009)

これは、とてもいいセッションでした。学会の研究報告会でも、関連する国際会議のサマリーを伝えてくれるセッションがあってもいいな〜と思いました。例えば、日本図書館情報学会だったら、ASIS&TのAnnual Meetingの内容のサマリーとかね。喜ぶ人は多いと思うなあ。

そういえば、ディジタル図書館ネットワークワークショップで杉本先生が、Dublin Coreについての国際会議や議論のサマリーをいつも発表されていますね。

情報爆発のイベントでこのセッションを設けるのは、初めての試みだったそうですが、わりと好評だったみたいなので、今後もやっていただけるとありがたいなあ。次回はぜひSIGIRをやってほしい!

ちなみに、この科研:情報爆発には、【公募研究】A01-38「利用者と状況に適応して探索・学習を支援する情報アクセス技術」研究代表者:神門 典子(国立情報学研究所)に「研究協力者」というかたちで、参画しています。この研究の基盤研究としてCRESプロジェクトがかかわっています。